まるで自分がしゃぼん玉に包まれているみたいに思える
私の発する音はくぐもってあなたには聞こえない あなたの声は私にはよく聞こえない
聞こえないのをあなたはわかってくれない、あなたは私を軽蔑する
私の声を聞いてほしいと思うのに、あなたは耳を傾けてくれない
それでも私はしゃぼん玉の中にいる 生まれつきでありずっとこれからも だからそれは悪い心地ではない でも今は苦しい このまま萎んでここで枯れて縮んでいくとしたらたまらなく怖い 社会の中で私は生きていけない
私はとにかくしゃぼん玉の中にいる